こんにちは。
関西弁って最も有名な方言だと言えるでしょう。
関西弁と言っても実は色々あって、大阪弁、京都弁、神戸弁、奈良弁、和歌山弁、など地域によって多少違います。
テレビで芸人さんが使ってたり、アニメでも関西弁キャラが多いので耳にする機会が多いです。
ですがなぜか馴染みの悪い、違和感を覚えることがかなり多いです。
そこで、大阪生まれ大阪育ち、大阪在住歴30年以上のわたしが普段よく使う関西弁(大阪弁)をお伝えしていきます。
ネイティブ関西弁をマスターしましょう。
※当記事は大阪弁にフォーカスを当ててお伝えします。
普段よく使う関西弁
日常的に使う関西弁からご紹介
なんでやねん
これは関西弁の代表格ですね、キングオブ関西弁。
ツッコミのイメージが強いと思いますが、日常的に使われています。
ボケてなくても、少し間違えた行動や自分のイメージや自分の意見と違ったら使います。
意味は「なんでだよ」「どうしてだよ」という意味合い。
『なんでやねん』
”で”にアクセントがつきます。
関西人はイントネーションにうるさいです。
ネイティブになるには発音を気をつけましょう!
使用例
こんな感じで普通に使われています。
もちろんテレビでやっているようなボケてツッコミいれるときにもつかわれます。
ほんま
”ほんま”も関西弁の代表格ですね。
よく使います。
意味は「本当」や「とても」という意味合いがほとんど。
この”ほんま”が万能なのは汎用性が高いこと。
「ほんまぁ〜↑↑?」語尾を上げれば「本当?」という感じ。場面によっては意味を持たずに「へ〜」「ふ〜ん」など相槌になることも。
「ほんまぁ〜↓↓」語尾を下げれば「そうなんだ」という感じ
”ほんま”の語尾の上げ下げで相槌ができちゃう万能な関西弁。重宝します。
『ほんま』はアクセントなしなので言いやすいですね。
使用例
使用例2
※幽白=幽遊白書
あかん
「ダメ」とか「よろしくない」の意味。
”ヤバイ”って時も使ったりします。こちらも色々使えます。
『あかん』アクセントなしです。言いやすい!
使用例
※ポッケナイナイ=ポケットにしまう→もらうという意味。
使用例2
指を包丁などで切った時に
「あかんあかんあかんあかんかんあかんあかん」って一人で言ってたりもします笑
テレビでよく見る
人轢いてテンパって逃げている時
「ヤバイヤバイヤバイヤバイ」ってシーンありますよね?
それを関西弁に置き換えると
「あかんあかんあかんあかん」になります笑
エヴァンゲリオンの有名なシーン、シンジくんが
「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」
というあの有名なシーン。
これも関西弁に置き換えると
「逃げたらあかん逃げたらあかん逃げたらあかん逃げたらあかん」になります笑
使用例3
「おかんのやかんもうあかんで(お母さんのやかんもうダメだよ、使えないよ)」
このように無意識に韻を踏んだりします笑
ちゃう
「違う」という意味。せっかちと言われる関西人。言葉にも出て違うを早く言ったら”ちゃう”になったんでしょうね。
『ちゃう』アクセントなし。
使用例
ちゃうには面白いやり取りが昔あって、チャウチャウって犬ご存知ですか?
こんな犬。あまり見慣れない犬で犬種がチャウチャウで可愛い。
そんなチャウチャウにまつわるエピソード
何回”ちゃう”言うねん!!ってツッコミたくなりますよね。
個人的に好きなエピソード。
「チャウチャウとちゃうんちゃう?」は標準語で言うと「チャウチャウとは違うんじゃない?」となります。
おもろい
「面白い」という意味。
これはわかりますよね!
「面白くない」と否定になる時は、単に”ない”を付けて「おもろない」としてもいいんですが「おもんない」の方がどちらかというと使われています。
『おもろい』アクセントはなし。
使用例
感想とかで”面白い”単体だけをいう場合「おもろっ!」や「おもんなっ!」のように”い”を省略して促音で終わることもあります。
関西弁の難しさはこういう状況によって単語が少し変化するところですね。
せや
「そうだ」の意味で使われる。厳密に言うと「そう」の意味です。
その他に、
「そうだよ」になると”せやで”
「そうだね」になると”せやな”
「そうだけど」「合っているんだけど」になると”せやけど”
「そうなんだよ」になると”せやねん”
「そうなんだよね〜」になると”せやねんな〜”
「そうだって」になると”せやって”
この様に色々変化します
アクセントは全て”せ”に付きます。
ですが全ての人が”せや”を使うわけではなくて”そう”をそのまま使う人もいます。
”せやで”は”そうやで”、”せやな”は”そうやな”
この様に”せ”をすべて”そう”に置き換えても関西弁としてなんの違和感もなく使えます。
そういう関西人も多数いてます。
どちらが正解とかはないので好きな方、言いやすい方をお使いくだい。
めっちゃ、めちゃ
「とても」の意味。
こちらもかなり使われる関西弁です。
アクセントは”っち”につきます。
促音のところは気持ち長く溜めるほうがいいです。関西弁ぽく聞こえます。
ちなみに”めちゃ”で有名な曲は「微笑みの爆弾」ですよね!
使用例
「この車めっちゃ早いやんけ」
「この味噌汁めちゃ熱い」
「今日めちゃ早く起きたわ」
はよ
「早く」の意味で使われます。
アクセントは”よ”につきます。
せっかちと言われる関西人はすぐに催促かけます。
”はよしてよ”通常
”はよしぃ”怒り度小
”はよせぇ”怒り度中
”はよせぇや!!!”怒り度大
”はよせぇや!!!ボケ!!”怒り度特大
”はよせぇや!!!ボケ!!どつきまわすぞ”怒り度∞無限大∞
※「どつきまわすぞ」は殴るの意味の過剰表現。
怒ってばかりではありませんよ。
通常の会話でも使います。
その他には
付き合いたてのカップルが遊園地に遊びに行って入り口ゲート見えたらテンション上がってきた彼女が小走りになって先を行き振り返って「はよはよ〜❤(早く早く〜)」って手招きしてる。
とかですかね〜。フッ
なんぼ
主に「何円ですか?」と値段をたずねる時に使います。
数量などを聞く時にも使います。
基本的に疑問形で使われるので語尾が上がります。
なのでアクセントは”なんぼ”ぼにつきます。
使用例
関西人aシュークリムあとなんぼあります?
人気ケーキ屋さん店員あと10個です!
ええ
「いいよ」や「良い」という意味。
アクセントは無しです。
文字で表すと”ええ”ですが、発音すると”え〜”や”えぇ”のように伸ばす感じでつかいます。
関西弁は短い言葉の母音を伸ばしたりすることが多いです。
特に一文字の時。
蚊なら”かぁ”や”か〜”。
目なら”めぇ”や”め〜”。
歯なら”はぁ”や”は〜”このような感じ。
話が脱線しました。すみません。
使用例
「この包丁めっちゃええやん!」
「あの服ええなぁ!」
普段よく使う関西弁まとめ
- なんでやねん→なんでだよ、どうしてだよ
- ほんま→本当
- あかん→ダメ
- ちゃう→違う
- おもろい→面白い
- せや→そうだ
- めっちゃ、めちゃ→とても
- はよ→早く
- なんぼ→何円?
- ええ→いいよ、良い
ひと記事で終わらそうと思いましたが、書いてるうちにあれやこれやと出てきて、ひと記事だと長くなるので、何回かに分けます。
この記事を読んでネイティブ関西弁マスターしましょう!
是非part2も見てください!
では、また。