関西弁

【生粋の関西人が教える】普段よく使う関西弁part2

それではpart2やっていきたいと思います。

まだpart1見てない方は是非ご覧になってください。

普段よく使う関西弁

なんし、なんせ、なんしか

人によって言い方は異なりますが、意味はずべて一緒です。

標準語の意味が難しいんのですが、「何にしろ」が近いかもしれません。

「とりあえず」のニュアンスで使ってる人もいてます。

アクセントは””に付きます。

んし”

んせ”

んしか”

使用例

●使用例1

出かける際子供が靴下がない、帽子がない、どっちがいい?など準備がはかどらないときとかに

んしはよ用意して』

などに使います。

●使用例2

関西人A
関西人A
📞コンビニと薬局寄ってからそっち行くけど何かいる?

関西人B
関西人B
📞そんなのええから、なんせはよ来て

かまへん

構わない」という意味。「しなくていいよ」とか「気にしなくていいよ」にも使われます。

”かまへんかまへん”と2回繰り返して言ったりします。

人によっては”かめへん”と言ったりもします。

アクセントは””に付きます。

使用例

平社員A
平社員A
今日は仕事でミスしてしまいすみません。

上司B
上司B
かまへん!次から気をつけや

関西人A
関西人A
今日ははよ帰ってええ?

関西人B
関西人B
かまへんよ!

ぎょうさん、ようさん

”ぎょうさん”ようさん”も意味は一緒です。

たくさん」という意味。

”ぎょーさん”よーさん”なんて言ったりもします。

関西お得意の伸ばす感じ。

アクセントは””に付きます。

使用例

関西人父
関西人父
餃子ぎょうさん買ってきたで!

関西人妻
関西人妻
ほんまにようさん買ってきたな!買いすぎやで笑


しょっちゅう

「頻繁に」にと言う意味。

アクセントは”ちゅ”に付きます。

使用例

平社員A
平社員A
今日C君休みです。

上司B
上司B
また休みか?アイツしょっちゅう休むな!

使用例2

「あのおっちゃん、しょっちゅう走ってんな」

「最近おまわりさん、しょっちゅう巡回してんな」

しょーもない

くだらない」、「面白くない」という意味。

アクセントは””に付きます。

part1で『おもろい』の所で面白くないはおもんないと使うと言いましたが、しょーもないも面白くないという意味の時に使います。

意味は一緒で使う人次第ですね。

強いていうなら、

「面白くない」ときは”おもんない”

「くだらない」ときは”しょーもない”

の使い分けです。

これもおもんないの時と一緒なのですが、単体で使う場合

”しょーもなっ!”と「い」を省略して促音で終わったりします。

使用例

●子供がいたずらしている時

「しょーもない事しなっ!」と注意する。

●渾身のボケが大滑りの時

「しょーもなっ!」と一言。これは辛い。

●話題の映画がつまらなかった時

「この映画、話題とか言いながらしょーもなかったわ〜」よくある。

いらん

いらない」「必要のない」の意味。

アクセントはなし。

しょーもないの所でも出てきましたが、くだらない事を”いらん事”と言ったりもします。

関西弁って一つの言葉に広い意味を持つことが多くて、似た意味の言葉も多くあります。

使用例

女学生A
女学生A
お母ちゃん今日ご飯いらんで

母B
母B
はいは〜い

使用例2

●子供がいたずらしている時

「いらん事すなっ!」と注意する。

●子供がおもちゃを欲しそうにしてる時

「そんなんいらんで」と言う

おもちゃ屋でよく見る風景

●お土産をいっぱいもらった時

「ありがたいけど、こんなにいらんって〜」ありがた迷惑のときですね。

よう

よく」や「頻度の高い」という意味。

量やかさが多いときは”ようけ”という時もあります。

アクセントはなし。

”ようさん”とは少し違うニュアンスです。

使用例

●よく食べる人に

「あんた、ようけ食べんな〜」と褒める。

●よく来店するお客さんに

「よう来てくれますね」と声をかける。

この接客めちゃくちゃ多い

●大道芸など難易度の高い事してる人に

「そんな事ようできますね」と感心する。

ほんなら

じゃあ〜しよう」「それでは〜しよう」の”じゃあ”それでは”の部分。

話をまとめる時とかに使いますね。

アクセントは””に付きます。

使用例

●選択肢が色々あり悩んでて、決める時に

んなら、これにしよう」

ちょける

ふざける」という意味。

アクセントは無し。

使用例

●子供が悪ふざけしている時に

「おい!ちょけんなよ。」と」注意する。

●ふざけてるのか?と聞く時に関西弁では

「ちょけてるんか?」と聞く。

語尾に「ねん」をつける。

これを一番最初にもってくるべきだったかも知れません。笑

関西弁の特徴で「〜なんだよ」と説明するときの語尾に付きます。

  • そうやねん、せやねん→そうなんだよ
  • これやねん→これなんだよ
  • ちゃうねん→違うんだよ
  • アホやねん→アホなんだよ

語尾に「やで」をつける。

これも最初にもってくるべきだったかも知れません。笑

”〜やねん”とよく似てるんですけど「〜だよ」の場合に使います。

  • そうやで、せやで→そうだよ
  • これやで→これだよ
  • ちゃうで→違うよ
  • アホやで→アホだよ

注意が必要なのはすべてに「〜やで」とつくわけではないんです。

上記の違うの場合は”ちゃうやで”ではなく”ちゃうで”になります。

説明が難しいのですがこういった細かいところで関西人は”この人は関西人かそうでないか”を判断してます。

言い換えればこういった所でネイティブさが出てきます。

普段よく使う関西弁part2まとめ

  • なんし、なんせ、なんしか→何にしろ、とりあえず
  • かまへん→かまわない
  • ぎょうさん、ようさん→たくさん
  • しょっちゅう→頻繁に
  • しょーもない→くだらない
  • いらん→いらない、必要のない
  • よう→よく、頻度の高い
  • ほんなら→そしたら
  • ちょける→ふざける
  • 語尾に「ねん」をつける→ 〜なんだよ
  • 語尾に「やで」をつける→ 〜だよ

part1,2で大体のよく使う関西弁は紹介しましたが、まだまだ関西弁はたくさんあります。

なので次回からは、使うけど頻度の少なめな関西弁をご紹介していきます。

それでは、また。